恋の魔法には期限がある

テニプリとジャニーズと推しとBLと人狼

ジャニーズJr.からテニミュの忍足謙也になった千田京平くんへ

 

さてまずは、10月にアップしたこちらの記事に多大なるアクセスをいただき、誠にありがとうございました。

rikorisa.hatenablog.com

四天宝寺公演が2月17日に無事大千秋楽をむかえたということで、続編のブログを書こうと思いました。

公演自体のレポっぽいものはテニミュ 3rdシーズン VS四天宝寺 12/24 ソワレ公演レポ/クリスマス連休をテニプリに溶かすおたくの3日目 - 恋の魔法には期限があるで書いたので、今回は10月のブログの完結編のような内容になります。

 

さて、

キャストの皆さん、VS四天宝寺公演お疲れ様でした!そして大千秋楽おめでとうございました!!

本当に、本当に楽しい公演だった!

転勤やプライベートなアレコレでしばらく劇場から遠ざかっていたのですが、四天宝寺公演がテニミュ復帰作品で本当によかった。

最初は手持ちのチケットは凱旋公演の1公演だけだったはずなのに、結局あとから買い足して何度も劇場に足を運びました。

 

さて、10月にアップしたブログ。

あれは正直、「私の不安な気持ち」をなんとか昇華させたいと思って筆をとったものでした。

 

キャスト発表があって、「千田京平くんが元ジャニーズJr.」であるということが噂で流れ始めたとき、それに対する反応は、肯定的な意見ばかりではなかったように思います。

チケットが取れるかを心配したり、「コンサートと舞台は違うからマナー守ってね」とかいう謎の注意喚起をしている人もいました

これに関しては公演も無事終わったことだしマジで大声で言いたいんですけど。

 

2011年~2013年にBSスカパー!でやってた有料番組に出て、その後はNEWSや嵐のバックダンサーをやりながら2015年には辞めたようなJr.の子のファンなんてそんな若くないから(自虐)

 

毎日地上波に出て実質無課金でもファンやれるようなデビューしているジャニーズの先輩達とはまた違うんですよね……日の目をみないJr.の子のファンはなにしろ金がかかる……

まず有料番組がハードル高い。もしも、なんとか親をクリアして2011年に中学生ながらスカパー!を見て千田くんを好きになったとしても2018年にはもう成人してますよ。それなりの常識もあるよ。

バックダンサーに関しては最早ガチャみたいなもんでして……幕が開くまでいるかどうかわからないし、ある程度予測は出来るとはいえ千田くんは同時期にあったA.B.C-ZのSUMMARY(かつて毎年夏に行われていた歴代ジャニーズの歌盛りだくさんの公演)のバックにはいたのにSexy ZoneのSUMMARYのバックにはいないとかいう謎出演もあった。他のJr.は大体どっちも出てたのに……

というかだ。辞めて3年も経ったら大体他界してる。私も千田くんがいなくなってからずっと千田くんの亡霊を探していたわけでもなく、一般人に戻ったんだと思ってました。千田くんは退所後の動向が全く見えなかったので余計。

 

まあともかく。そんな謎注意喚起を見て、「ジャニーズJr.のファン=若い子」で常識が心配、というイメージがあるんだろうなあと脱力しながらも、まあ知らないってそういうことだよなと納得したものです。

 

だからといって私がここで一人でぷんすこしてようと何も変わらないし。

じゃあ私でも少しでもできることしよう!と思って書いたブログが、アレでした。

千田くんは3年以上前に表舞台から姿を消した子で。テレビにも雑誌にもほとんど出てなくて、正直私の記憶も曖昧な部分がありました。

ブログを書くにあたり彼のことを再度調べなおしたんですが、まあ情報が少ない

それで私は余計燃えて、千田くんのことを精一杯応援する私なりの私だけのブログを書き上げました。

 

でも、あの時の私は不安だった。

 

千田くんのことは「ジャニーズ時代に好きだった思い出」から応援したいとは思っていたけれど、それは「ジャニヲタの私」がそう思っているだけで、「ジャニーズではない千田くん」を応援したいと思っているのかはよく分からなかった。

実際に千田くんよりもっと好きだったジャニーズJr.の子が再度この世界に戻ってきたときは、戻り方や活動の仕方にどうしても興味が持てなくて、「ジャニーズ時代の彼」のことしか好きじゃないことに気が付いたことが何度もありました。

 

ジャニーズが好きです。ジャニーズ事務所に所属しているタレントが好きです。

彼らはいつだって笑顔で、ステージに立つ姿はキラキラ輝いていて、青春時代を費やす刹那的ながらも美しい姿は、いつも私に元気とパワーをくれました。

でも、ジャニーズを辞めた後は違う。私たちに愛をささやいたその口で、テレビだったらきっとカットされてるようなセリフをつぶやいたりする

 

カテゴリーが違うのだと思います。

ジャニーズの中で好きな子、若手俳優の中で好きな子、テニプリの中で好きな子、私の中でそれぞれのカテゴリーの中で好きな子たちは両立し得るけれど、「ジャニーズを退所した子」というカテゴリーは私の中になくて

じゃあ「ジャニーズの中で好きな子」や「若手俳優の中で好きな子」のカテゴリーに無理やり詰めようと思っても、どうしても、そのカテゴリーの中に元々いた子たちには敵わなくて、段々「ジャニーズ時代からの情」も薄れて興味がもてなくなってしまう

 

「ジャニーズ時代の思い出」だけがキラキラ輝いて、次のステップに進めない。

 

それに、千田くん自身にも不安がありました。

ダンスはちっとも心配してなかった。その部分に心配がある子なら最初から推してない

でも、そう。

 

歌と……演技……?

 

私の記憶をどれだけひっくり返しても、千田くんがマイクを持ってソロパートを歌っているシーンや、ましてや役を与えられて演技をしているシーンなんて一つも思い出せはしなかった。当たり前だ、千田くんはそういった機会が与えられる1軍のジャニーズJr.の子ではなかったのだから

 

千田くんが演じる、「忍足謙也」はこの物語において非常な重要なキーパーソンです。私はこの忍足謙也が本当に本当に好きで。先代のキャストの演技も大好きで。

だからこそ、テニプリテニミュが好きな私」が納得できない演技なんて絶対に見たくなかった。そんな演技をする千田くんを見て、彼のことを嫌いになりたくなかった。

でもどれだけ想像しても、演技をしている千田くんの様子が浮かばなかった。

その引き出しが、私にはなかった。

 

不安ながら彼のTwitterやブログを覗いた。時々リプライも送った。テニミュ文化祭では財前役の廣野くんとともに収録した場内アナウンスを何回も聞いた。公式ブログからも彼らの稽古の様子が少しだけ窺い知れた

出来は全く分からないけれど、少なくとも真摯に役作りに取り組んでいるらしい。

不安の中にもちょっとだけ、期待が生まれました

 

そして、12月20日四天宝寺公演初日。

前日に更新された彼のブログ(劇場入り。いよいよ明日… | 千田京平|ちだきょうへい(俳優) official ブログ by ダイヤモンドブログ)からは彼の意気込みが痛いくらいに伝わってきて胸が苦しかった。

19時開演のその日、21時半過ぎから私はTwitterに張り付いて、初日公演を見終えた人たちがレポをツイートするのを今か今かと待っていました

あ、公演終わったんだな、と。そんなツイートを見つけたのは22時前。

それから私はありとあらゆるキーワードで、「千田くんの謙也さんが果たしてどんな演技」で「どのように評価されているのか」を検索し続けました

 

「謙也すごくよかった!!」

 

最初に見たのはそんな何気ないツイートだったと思います。でもそれが本当にうれしかった

きっとそんなツイートをした方は千田くんのことを何も知らない、初めましての方で。「ジャニーズ時代の彼」を知らない、まっさらな状態で彼の演技や歌やダンスを見て、「良かった」と評価してくれたことが、本当に本当にうれしかった

 

その日の深夜、千田くんはブログを更新しました(初日。ありがとうございました! | 千田京平|ちだきょうへい(俳優) official ブログ by ダイヤモンドブログ)

そこには緊張していたことがつづられていて、そんな不安な気持ちを前日のブログでは微塵も匂わせなかった彼のことを、好きだと思いました。

 

私が実際に劇場に足を運んだのはそれから4日後の、クリスマスイブの公演でした

初日後もレポチェックはしてましたがおおむね好評、その時の私は既に不安よりも期待が大きく上回っていました

だからといってドキドキしないわけではなく。開演前に購入したパンフレットの千田くんの写真を穴が開くほど見つめて、幕が開くのを今か今かと待っていました

そして開く幕。ステージに立つ彼ら。その中にいる金髪の男の子。

 

千田くんは、サイコ―にかっこよかった

今までに見たどんな千田くんより、輝いて見えた

 

私の視線はずっと千田くんに釘付け、で。

ダンスはもちろん上手だけれど、歌だって上手で、演技も丁寧で。私はいつの間にか泣いていた。

 

 

千田くんのことが好きだと思った。彼のことを、応援したいと思った。

 

 

一方で、私が10月に書いたあのブログが細々とシェアされていることも知りました。

ちょっとだけむず痒かったけれど、好意的に受け止められているようで、安心しました。

お題箱には「あなたのようなブログを書いてもらえるファンがいる千田くんのことが好きになった」という旨の投稿もあり、ちょっと泣きました

シェアしてくださった皆さん。読んでくださった皆さん。本当にありがとうございました。

 

でもそれでも私はグズグズと悩んでいた。

私は千田くんの帰ってき方がかっこいいと思って、そしてテニミュが好きだからこの公演を見に来たけれど、その後はどうするのか?全く決めてなかった

でもそんな私を答えを求めるかのように、千田くんは次の現場をくれました

そう、舞台 仮面ライダー斬月です。

自分でも無意識のうちに、絶対に行くと心から誓った。そんな私を見透かしたかのように私のマジでめちゃくちゃ数少ない友達から「チケット取り手伝うよ」との連絡がきた

そういえば私は毎日毎日千田くんのツイートを心待ちにしていた。テニラビのログインは普通に忘れる癖に

 

あれ私、この人のこと推したいと思ってるんだな。

 

私が数か月グズグズと先延ばしにしていた結論はびっくりするくらいアッサリと出た。

私、千田くんのことが好きなんだ。認めてしまうと、心は驚くほど軽やかだった

 

仕事の都合から行く予定がなかった日の直前にチケットを取ってダッシュして滑り込むという暴挙もやった

斬月のチケットが取れすぎて頭を抱えたりもした(今も頭を抱えているので誰かチケット求めてる方いれば連絡ください。マジで)

プレもルンルンで選んで、手紙にもアレコレ書き連ねた。

チムパ本当に行きたいんだけどどうすればいい??100公演やって

 

そして迎えた大千秋楽。

大千秋楽はライブビューイングで、というのがここ数年の観劇スタイルのお決まりになっていたのでライビュのチケットを取り映画館から参戦しました。

ずっと一人参戦しかしてこなかったのに、ちょっとでも感動を分かち合いたくて私のマジでめちゃくちゃ数少ない友達(2回目)を召喚した。本当に来てくれてありがとう。

 

最初の四天ソングで千田くんが踊ってるところにまず泣けた。ほんとにともかくかっこよかった。オーダー発表で財前とのいつものやり取りも泣けた。このダブルスが幻だと知ってるから。

涙だけではなく、侑士との電話のやり取りやD2日替わりの財前との漫才、幕間のオサムちゃんとトリオ劇場、全てに至って千田くんは四天宝寺らしい笑いを届けてくれて、そこらじゅうに笑い声があふれてた

 

そして。D1。

私はこの演出が本当にしんどくてしんどくて大好きで苦しかった。毎公演目が痛くなるくらい見つめた。

試合の準備のために財前から受け取ったラケットを、手塚オーダーのアナウンスを聞いた瞬間にオサムちゃんに渡して走っていく謙也。その間も準備をしている財前は、謙也が決断をしたことを、背を向けていて気づかない。その2人の決定的な差が本当に苦しかった。

千歳に枠を譲った謙也は千歳を見つめているのに。財前は謙也のことをひたすら見つめている。ベンチに戻る時に謙也は財前のことをちらりと見ますが、結局何も言わないまま。一方で財前がポーチに出た時、謙也は彼が乾に諭されてコートから去るのを見つめています。

絡み合わない視線の演技が、完璧だと思った。

そして試合後。謙也は沈んだ顔でベンチに座ったままの財前のラケットをそっと戻すんですよね。

 

謙也はきっと間違ったことをしたと思ってないから絶対に謝らないだろうし。財前は納得していないだけできっと謙也を責めない。

 

本当に本当にボロボロに泣いた

泣きすぎて公演後頭が痛かったしつけまつげも取れたし目は真っ赤だった

 

そして、青木瞭くんの「本当に楽しかった。お客さんより自分たちの方が楽しいんじゃないかっていう公演だった」という挨拶、青木空夢くんの「みんなが積み上げてきたものはミスひとつで全てなくなってしまうようなものなんかじゃない」という挨拶で、どれだけ素晴らしい公演だったかを再実感し、千田くんもそれを作り上げた一員であることが誇らしかった!

公演後のライビュ特別映像でみんなが満面の笑みで、やりきった!というパワーを見せてくれたことが嬉しかった!!

 

千田くんが、私の大好きな「謙也」を演じてくれて、本当によかった。あの日感じた「不安」はもうすべて夢の中の出来事のようだった。

 

 

千田くんがこんなに素敵な景色を見せてくれるなんてあの日は思ってもみなかった。

 

 

東京凱旋公演が行われたTOKYO DOME CITY HALLに千田くんが立つのは、2012年8月に行われた、「Johnny's Dome Theater ~SUMMARY2012~A.B.C-Z」以来です

あの時の千田くんは、「マンションJr.」と呼ばれる立ち位置で、そのマンションの4階の1室で踊っていました(「マンションJr.ってなんだ?」って人は『マンションJr. ジャニーズ』で画像検索してみてください)

アップにもされない、地上から一番遠い、むしろ天井の位置のJr.だった彼が、ステージの真ん中に立って、こんな大勢の人たちに囲まれて、スポットライトを浴びているだなんて!

 

また公演には、あの時隣の部屋で踊っていた塙くんやシャルフくんが見に来てくれていました。

いやこれ、嬉しすぎるな。 

 

 

ねえ千田くん。

あなたは今こんなにも多くの人たちに支持されて、応援されて。

それはあなたのかつてのファンだったり、かつての仲間だったり、そしてあなたがこの公演で自分の力で掴み取った新たなファンだったりするわけで。

私にできることはきっと少ないけれど、そんな中でも千田くんのことを精一杯応援したいと思っているよ。それは、「ジャニーズ時代の思い出」だけじゃなくて、「今の千田くんの気持ち」に触れられたからだよ。

 

素敵な演者になってね。

もっともっと大きな舞台に立てる人間になってね。

 

 

千田くんの新しい季節は始まったばかりです。

 

 

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